日本だろうが、カナダがだろうが誰かの親が教室にいるとそわそわしている子供たち。。。
自分の興味を追い求めるモンテソリ
たぶん年齢的にもいろいろ大変なのでしょうが、本当に一人ひとり違う、興味のあることをしていました。絵を描いているこもいれば、大きな数字を覚えている子、地図のパズルをしている子、理科の実験をしている子、本当にばらばらです。
少しの知識はモンテソリに対してあったと思っていたのですが、実際にみてみると印象が違いました。興味のある段階、順番は子供一人ひとり違うのだなと、改めて思いました。
そのため先生は360度に指示を出していました。いったん指示を出すと、子供たちはそれぞれの教材に集中していました。もちろん集中の度合いは子供それぞれですが。
先生は千手観音のように忙しい
先生は忙しいそうです。しかし少しすると、教室がざわめいてきたので、ベルを鳴らし子供たちに静かにするように促していました。また授業中にトイレに行きたい子はいないか聞くときもベルを鳴らしていました。
子供たちが言っていたおもしろい言葉
何人かの人見知りしない子供たちや、うちの子供と仲の良い子どもたちは私に話しかけてくれました。
そのうちの何人かに「何やってるの?」とたずねると、 「これは僕の(私の)ワークだよ」と言っていたのが印象的でした。
課題ではなく、ワークです。そうです、子供たちにとっては遊びも勉強も仕事のうちのようです。
他のママともお話してみました
子供たちの親全員が一日に集うのではなく、時間帯や日付により区別されていた今回では、一緒の時間帯になったママともお話してみました。
その子はカソリックスクールにも行けるのですが、あえて今のうちはプライベートの少人数で行けるモンテソリにいるそうです。しかしだいぶ大きくなったので、そろそろ自分の家の近所のカソリックスクールに移ろうかというところでした。
しかし公立のカソリックスクールだと、人数が多くて自分の子供がなじめないのではなどいろいろ心配してらっしゃいました。国が変わっても親はやっぱり子供の教育が心配なんですね。
モンテソリではフランス語も充実していた
フランス語で教えられるモンテソリスクールも、トロントにはあるようです。うちの子が行っているのは英語のモンテソリですが、フランス語の授業も毎日あります。
先生はネイティブのバイリンガルで、授業のほとんどはフランス語でしたが、もし子供たちがついてこれないようなときは英語で指示を出したりもしていました。
先生のことも、「ミス・○○」 ではなく、「マダム・○○」とフランス語風に呼んでいるのが興味深かったです。
今のところ楽しんでいるようで、私もよくわからないままフランス語の歌を歌わされています。読み方もよくわからないのですがね。
子供にいろいろな体験をさせたい方にはモンテソリはおすすめです
年齢がまだ浅いうちは、デイケアは高いですが、モンテソリは家ではできない体験をいろいろさせてくれます。
そのせいなのか、うちの子供は自立型というか他の子より自分でやりたいという気持ちが強いようです。少し頑固な気もしますが、、、、。
半日から受け入れてくれるところもあるので、もしモンテソリ教育が気になる方は一度お近くのモンテソリを見学してみることをお勧めします。それではまた。