2017年9月13日水曜日

トロント発のオールインクルーシブツアーで家族旅行する方法:現地編

トロントからオールインクルーシブ旅行に家族で出かける方法を紹介するのも3回目になりました。今回は現地でどのようにしてオールインクルーシブを楽しむのかいくつかポイントを紹介します。以前のオールインクルーシブ家族旅行計画編やリゾート選び編の記事はこちらです。

トロント発のオールインクルーシブツアーで家族旅行する方法:計画編
トロント発のオールインクルーシブツアーで家族旅行する方法:リゾート選び編

空港から現地まで

オールインクルーシブで全ての飲み物や食べ物が込みだとはいえ、さすがに空港などでは時間によってお腹もすきますし、喉だって渇きます。今現在ほとんどの航空会社は南の島へ行く機内ではソフトドリンクのみ無料であとのアルコールやスナックは全て販売のみなのです。なので朝早いフライトの場合は空港で朝食を食べて、機内でランチの時間を迎える場合は空港内で買って搭乗するか、機内で買います。

機内で買う食事は結構高いしものすごくおいしいとはいえません。この値段でこの量、クオリティ?と思いますが、これが現実です。そうするとおにぎりはとても優秀なお手軽スナックに思えます。たとえ空港内が外のコンビニよりも高いとしてもご飯のほうがお腹もちがいいですし。なのでそんなにかさばらないスナックを手荷物に入れておくとひもじい思いをしません。

現地の空港からリゾートまで

空港で無事に到着し、機内で書いた入国カードなどで入国審査も通過、荷物も受け取ったとなれば次はリゾートに行きます。出口を出たら次は自分の申し込んだツアーの出迎え現地担当員を探します。サンウィングならオレンジ色のシャツだったり、トランザットならブルーのシャツとサインを持っているので自分のいくリゾートを伝えどのバスに乗ればいいか確認します。

行くグループが自分たちのみということであれば、タクシーチケットを渡されるだけの場合もあります。それまでに荷物運びましょうかとかスーツケースに勝手に手をかける人もいますが、これはサービス料金も発生したり、強引にタクシーに乗せたりしようとする人もいるのでしっかり断っておいて下さい。

バスを発見したら、バスに乗る前にも一応行き先のリゾートと自分たちの名前があるか確認します。到着すると機内の寒さと打って変わった暑さのとことろが多いので、薄手のジャケットを着ていたりするとさっと脱げて便利です。

リゾートに着いたら

ロビーでバウチャーを見せてチェックインです。その際ウエルカムドリンクといってかなりトロピカルの色をした飲み物が運ばれてきますが、アルコールが入っている場合がよくありますので、確認して下さい。チェックインを済ませば、リストバンドのようなものを手首に巻かれます。これは滞在中必ずいるものなのでなくさないでください。

また各航空会社の現地スタッフによりオリエンテーションが到着した次の日の朝にありますが、指定された時間はあくまで目安の時間と心得て下さい。私たちはアイランドタイムと読んでいます。指定された場所と時間に行ってもすでに始まっていたりとか、一時間経ってから、「あら、みんな不機嫌そうね」と悪びれもせず搭乗した現地係員もいます。時間の流れが違うのです。

なぜこのオリエンテーションが大事なのかというと、帰りの飛行機の確認と、帰りの空港までの送迎をしてほしいとカードを提出して意思表示をする必要があるからです。またオプションのツアーの申し込みやダイビングなどの予約もホテル側でするより条件がいいときもあるからです。帰りの飛行機へのピックアップ時間はホテルロビーの航空会社のデスクのファイルで確認するパターンが多いです。

さてチェックイン後、部屋に入れる時間であればスーツケースの係りの人に部屋の番号を伝えて運んできてもらうか、大きなリゾートであればゴルフカートのような車があるのでスーツケースとともに部屋まで運んでもらいます。その際チップも忘れずに。チェックイン時間がまだ先とあればスーツケースなどを指定の場所に預けて散策開始です。

部屋に着いたら

壊れている場所がないかいろいろチェックして下さい。もしシャワーやトイレが壊れてて使えない場合はすぐフロントに伝えて修理してもらうか部屋を変えてもらいます。飛行機であまり食べてこなかった人や小腹が空いたら大抵プールサイド近くや浜辺近くに開いているスナックバーがあると思うので夕食前に利用できます。すぐにでも遊びたいという方は水着に着替えて散策開始です。

食事

基本はビュッフェで、プランやリゾートによりアラカルトでリゾート内のレストランをいくつか予約できます。予約する場合はリゾートにいるゲストサービスを利用します。こちらはロビーのフロントスタッフと違い、大抵同じロビー内にいますが、何をしたらいいなどゲストの滞在をサポートしてくれます。

ビュッフェにて生ものはなるべくさけたいところです。卵なども作りおいたものではなく、目の前で作ってもらったのが安心です。ドリンクもピニャコラーダなどはおいしいですが、プールバーなどは炎天下なので、きちんと管理されているところで飲みましょう。小さなお子様へのフルーツは皮をむくバナナや洋ナシがおすすめです。

デザートはおいしいところは非常においしく、ついつい食べ過ぎてしまいます。肉はしっかり加熱したものを食べて下さい。リゾートによっては地元の料理の日もあるので、いろいろ楽しめます。

アクティビティ

オールインクルーシブにはモータースポーツでないアクティビティが含まれているので、これを最大限に使ってリゾートを楽しみます。初心者からも出来るテニス、ビーチバレーボール、水中バレーボール(お酒を飲みながらするとこともあるので注意!)、アーチェリー、ダンスレッスン、スペイン語レッスン、ボディボード、スノーケル、セールボートなどです。本当にこれはリゾートにより様々です。

普段は恥ずかしがって出来ないダンスレッスンも、スペイン語レッスンだって開放的な気分で参加出来ますし、テニスもみんな初心者なので、失敗してもへっちゃらです。ビーチバレーボールはリゾートによっては平均年齢が高くなったり、逆に学生が多いときはハイレベルになったりします。いずれも熱中症には気をつけてください。

夜のエンターテイメント

リゾートにはシアターが大体夜九時ごろから大人用、その前には子供用のショーが開催されます。曜日によりテーマがあり、リゾートによってはノリノリのスタッフもいます。またリゾートの外からお土産さんが店を出したりと夕食の後の散歩がてらのぞいて楽しみます。

リゾートの外へ

オプションツアーを申し込んだり、自分でタクシーなどを使っていきます。もちろん一歩外を出ればリゾートとは全く別の世界なので、自己責任で気を引き締めて参加、外出します。小さい子供がいる場合はまだ控えたほうがいいかもしれません。子供が生まれる前に乗馬などかなりアスレチックなツアーに参加したのですが、ほぼ崖の乗馬は正直怖く、ボートに乗るにもビニール袋に詰めた荷物を頭に波の高いのを掻き分けてとちょっと命がけでした。

あと時々ホテルから行くフリーツアーがあるのですが、無料より高いものはないと思って下さい。無料シティーツアーに参加したことがありますが、最初ランチのみは自分で払うように言われ、いくらくらいかとホテルのスタッフに聞いたら10ドルくらいといわれて、いざ参加したら一人20ドルでした。とか、無料買い物ツアーに参加したら、死に掛けのショッピングセンターにつれていかれ、帰りのバスは4時間後とかとんでもない目にあったこともありました。

予防注射

出来たら出発前に2回ほど済ませておきたいA型肝炎とB型肝炎の予防注射です。赤ちゃんでも受けられるAとB両方セットになった(大人用もあります)予防注射もあるので小児科医にきいてみましょう。Twinrixなどがあります。大人用で一回60ドルくらい、子供用は一回30ドルくらいだったと思います。大体3回で完了するタイプです。

次回はオールインクルーシブの荷造り編として持っていったらいいもの、持って行くべきものなどをまとめたいと思います。オールインクルーシブでなくても家族連れの旅行だと人より荷物が多いことがありますが、家族連れでなくても持って行きたいアイテムなど書いていこうと思います。

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