ドイツなど省エネや環境対策の最先端な国では別ものですが、カナダはダウンタウンでない限りまだまだ車がないと生きていけないような国でもあります。
今日は省エネの視点から節約を考えてみたいと思います。
省エネは節約
ずばり結論からいいますと、省エネするとこは節約につながります。個人で一軒家などを持っているとわかるのですが、電気や水道などの使いすぎはダイレクトに請求書に響きます。カナダに来た当初はなんでこんなに寒いのに、カナダ人は室内で冬にTシャツを着ているのだろうと思っていました。単純にそれは暖房が効きすぎているからなのですが、おかしいと思いませんか?
そしてその後にくる請求書に悲鳴を上げている姿には、ただあきれてしまうものでした。そうです、電気をこまめに消すとか、家庭での小さな努力もみなさんの家計ダイレクトに働いてきます。
省エネは地球温暖化を防ぐ
ずいぶんと前から言われていることですが、家電製品の使用や水道の利用、車の運転から排出される二酸化炭素は地球温暖化の原因になります。先日のニュースでは地球温暖化は学者たちの予想より早くなっているそうです。ママとしては将来自分の子供のためにきれいな地球を残してあげたいなと思います。
ちなみに地球温暖化によって引き起こるのは自然災害、食料不足、熱中症などの増加などです。
コンドも賃貸も省エネで節約です
家ではなくコンドに住んでいるから、電気代はコンドの管理費に含まれているから関係ないという方もいるかもしれません。また賃貸で住んでいるので同じく水道代などは家賃に含まれているという方もいるかもしれません。しかしちょっと待ってください。コンドでも誰も彼もが無駄な電気や水道を使えば、結局コンドの出費が増え、しまいにはコンドの管理費が増えてしまいます。
賃貸の方も無駄に電気などを使用していれば、大家さんがその経費をまかなおうとして家賃をあげてしまいます。
どちらもみなさんの家計にダイレクトに影響してくると思いませんか?
家庭でできる省エネで節約って何?
もちろん無理せずできる範囲がベストなのですが、いかに日常でできる省エネ節約を書き出してみました。- 出かけるときは公共交通機関をなるべく使う(ガソリン代も節約できます)
- 冷蔵庫を無駄に開けない
- 電球をLEDに替える
- TVをだらだらと見るのは控える
- 早寝早起きをして節電する
- 旬の野菜や果物を買う
(冬にきゅうりを作るのは夏の5倍のエネルギーがかかるそうです) - 家族が同じ部屋でなるべく過ごし、暖房や冷房の範囲を小さくする
- 窓などに断熱材を張る
- 食洗機を上手に使う(手洗いより水を効率よく使えるそうです)
- 待機電力を減らす(炊飯器の保存など)
- エアコンの掃除
- 外干ししたりして乾燥機の利用を控える
(トロントの冬では室内が乾燥しているので、洗濯物はよく乾きます)
おまけ:環境問題を考える方へのおすすめの本

省エネではありませんが、有名な環境問題を提起したレイチェル・カーソンの「沈黙の春」という本をご紹介します。
自然のことを考えずに人間が好き勝手にするとこうなるんだよと、訴える本です。もしお子さんが自然環境に興味を持ってきたらおすすめするといいかもしれません。
私は学生のころに読んだのですが、いまだに「地球規模で考え、地域で行動する[think globally act locally] 」という言葉が忘れれません。
家庭でする省エネも、ノーベル賞なんかを取ったりするようなものすごいことではありませんが、ちっちゃいけれど地球にとっていいことしてるかなあーなんて思ったりします。
電子書籍版ならカナダからでも購入できます。上の写真をクリックして詳細が確認できます。
まとめ
いかがでしたか?食費は簡単に目に見えて節約しやすいものですが、省エネを地球にいいことをしつつ、お財布にもいいことができて一石二鳥です。2018年もあと2ヶ月を切ってしまいましたが、新しい年に向けて新しい節約を試してみませんか?それではまた。