うわさ1:バイリンガルだから子供の言葉の発達が遅い
これはそうではないとは思います。 バイリンガルの子でも、そうでない子でも同じくらいの時期に話しています。
トロントはたくさんの子供がバイリンガル環境で生まれて育っていますが、だいたいみんな同じような時期に感じます。それが英語であっても、英語以外の言語が第一言語であってもです。
うちの子供はある日突然今まで全く話さなかった色の名前を英語と日本語とフランス語で言い始めました。まるでパズルピースがぴたりとはまったようでした。
今まで反応薄くても、しっかり聞いて脳に貯蓄していたようでした。言語貯金しっかりしていたんですね。
うわさ2:女の子のほうが早く話し始める
これは本当のようです。やはり女の子のほうが脳の違いで、男の子より早くおしゃべりを始めるようです。これはそんなものね、くらいで受け止めています。
どの言語が早くというわけではありませんが、やはり英語環境の学校やデイケアに通い始めると、必然性のせいかその言語が先により発達しています。
しかしときには親や周りのサポートがしっかりしているのか、2歳半くらいでもしっかりした発音と、文で周りとコミュニケーションをとっている男の子もいます。
やはりこういう子をみると少しあせるというか、感心するのは正直なところです。
うわさ3:周りのサポートは大事
早口ではなく、ゆっくり話しかけてあげたり、たくさん話しかけてあげたり、しどろもどろでもきちんと子供が話してあげようとするのを聞いてあげるのは大事だなと思います。
逆に「なんできちんと話せないんだ」と叱られたりすると、話す気力を失ってしまったり、話すことがストレスになってしまいます。
私も小さいころ発音や、漢字がきちんと読めなくてからかわれたりして、話すのがとても嫌な時期がありました。間違えてもいいんだよ、くらいのゆったりした気分で子供をサポートしてあげたいものです。
ただ教育熱心な方だとつい熱が入ってしまうんでしょうかね、うちの旦那は厳しく指示してくるので、うちの子供はダディの前では静かです。うーん。
まずはママや他の人でもいいから、話すのに自信をつけるところからかなと、これからの課題です。
うわさ4:日本語以外がメインの環境だと日本語の発達が遅い
これはあるかもしれません。時々日本人のママたちとあったりすると、このことが気になりたずねます。
ある日本人のパパはあきらめて、メインは日本語だけど理解できない場合は主に英語を使っていました。兄弟間での会話は英語という日本人の家庭もあります。
ある日本人のママは、デイケアの影響でほとんど英語でしたが、日本語学校に行くことですらすらと日本語がスムーズに出てくるようになりました。
ある日本人のママの子供はデイケアは英語だけど、きちんと日本語もしっかり使い分けておりました。
本当に子供によりさまざまです。
うちの子は最近フランス語にはまっていて、ブームなんでしょうね。まあカナダはどうしてもフランス語は避けて通れない言語なので、見守ります。
頑張って日本語で話し続けていますが、まだひらがなと書こうといった意欲はないです。ひらがなは丸や三角のような図形として扱われている段階です。
まとめ
3歳検診のときにお医者さんにきかれるのは、1言語でもいいからママやパパとちゃんと意思疎通ができるかです。もし難しい場合はスピーチセラピストを紹介してもらいます。
もちろん英語環境で学校に行く場合、その国の言語は大事だと思います。そのために子供たちがきちんと自分たちを表現できるように言語のサポートは大切なんだなと日々思います。
忙しい毎日ですが、なるべく子供の話を聞いて、ゆっくりクリアにこちらからもお話をしてあげるように気をつけたいと思います。
わが子よ、今日もいろいろ気づかせてくれてありがとう。ではまた。
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